こんにちは。
インビンシブル吉岡(@invincible_ysok)です。
2018年7月より開始した、左利き側(レフティ)でのギターの練習。
時が経つのは早いもので、練習を開始してからもう半年(6ヶ月)が経過しました!
今回は半年というひとつの節目を迎えるにあたり、どこまで弾けるようになったのかを動画で発表するとともに、半年間の試行錯誤の中で考えた効率的な練習方法などにも触れていきたいと思います。
関連記事
ギター練習半年間の成果
それでは早速ですが、動画を見て頂きたいと思います。
こちらが半年間練習した成果になります。↓
半年間の振り返り
まずはじめに、私はギター自体が全くの未経験ではありません。
十代の頃から、かれこれ20年ほどギターを弾いてきた人間です。
にも関わらず、私がギター歴半年を名乗っている理由を簡単に説明しますと
- 元々は右利きでギターを20年ほど弾いていた
- 最近「局所性ジストニア」という病気になり、右利き側でギターを弾くことが難しくなってきた
- 2018年7月、右利き側で弾けなくなる代わりに、レフティ(左利き側)でギターを始めることを決意した
のような感じです。
詳細は以下の記事を見て頂ければと思いますが、「完全な音楽初心者の状態から始めて半年」というわけではありません。
もちろん左右の手が逆になると技術的には完全に初心者からやり直しにはなるのですが、今まで培った知識や経験は活かせます。
ですので、その点で完全に初めての方と比べると有利な部分があることは否定できません。
右利きでギターを20年弾いてきたけど、レフティでもギターを弾き始めてみた【左利き】
続きを見る
練習の成果について
まず最初に一言、謝らせてください。
私はレフティで練習を開始した当初、「半年あったらXの紅ぐらい弾けるだろ」と割とナメたことを考えていました。
で、「ギター歴半年の時点で紅を弾けるようになりまーす(^o^)丿」とか宣言していたんですけど、結果はご覧のとおり全然弾けませんでした。
すいませんでした!!
一応、次はギター歴1年でカノンロックを弾くという更に無理そうな目標がありますので、それに向けて頑張りつつも可能な限り早く、紅を全編通して弾けるようになりたいと思います。
話を戻しまして、現時点では自分自身で設定した目標には届きませんでした。
しかし、歴半年にしては指はまあまあ動くようになったのではないかな?と思っています。
もちろん、半年の時点でもっとバリバリに弾けるようになっている凄い人はたくさんいらっしゃると思います。
しかし私のような、どちらかと言えば音楽の才能が無い上に普段はフルタイムで働いているような人間が、半年でここまで弾けるようになるのはなかなか頑張ったのではないでしょうか!?(たまには自分を褒めたい)
(参考)練習時間について
この半年間の練習時間ですが、
- 平日は1日あたり1~1.5時間程度
- 休日は1日あたり3時間程度
ぐらいだと思います。
その他に予定などでギターを弾く時間が削られた分を加味すると、今までのトータルの練習時間をざっくりと見積もるならば300時間程度になるかと思います。
社会人にしては、そこそこ時間をつぎ込んでいると言えますね。
練習法について
続いては、この半年間の私の練習方法について書いていきます!
詳細の練習方法全てを書くと死ぬほど長くなってしまうので、とりあえず今回はざっくりとした方法論について記載します。
いずれは全てをブログ記事にしたいと思っていますので、どうぞよろしくおねがいします。
疑問やご質問がありましたらブログ内の他の記事を見て頂くか、Twitterで直接ご質問頂ければ、答えられる限りはお答えいたします(^o^)丿
この半年間の練習ですが、賛否はあると思いますが
「とにかくフィジカル面を鍛える」
これを意識して私は練習しました。
つまり「指が動くようになる」ことを最優先とし、その他(細かいニュアンスや、リズム面)は言い方は悪いですが、軽視した練習方法であったと言えますね。
つまり、とにかくひたすら色々なフレーズを弾きまくったということなのですが、それだけだとそのまま過ぎるので、練習中に特に意識した点について書きたいと思います。
ピッキングについて
まずはピッキングについてです。
おそらく初心者の方にとっては、フィンガリングよりもピッキングの方が重要だと個人的には考えています。
何も考えずに練習していても、上達するにつれていずれはピッキングに最適化されたフォームに無意識のうちに修正されていくと思います。
ただ当然ながら、何も考えずにやみくもに繰り返し練習するのではなく、明確な目的を持って集中して練習する方が上達は早いです。
そんな訳で、私がこの半年間ピッキングの練習をするにあたって意識してきたことのすべてをこちらの記事に書きました。
よろしければご覧頂ければと思います。
【初心者向け】ピッキングのコツや練習方法を徹底解説!【ギターの弾き方】
続きを見る
ハードロック・メタル系が好きな人の場合、コピーしたい曲に速弾きフレーズが多いので、とにかく速く弾くことを優先して練習してしまいがちです。
しかしスピードを速めることの前に、まずはちゃんとしたフォームでピッキングできるようになることを優先しています。
安定したフォームでピッキングできるようになった上で、少しずつスピードを上げて練習しています。
一見遠回りに見えるかもしれませんが、おそらくこの方法が確実だと個人的には思いますよ!
汚く弾くクセが付いてしまうと、後から矯正するのは大変だと思います。
左右の手をシンクロさせる
そもそも「ギターを弾くための手順」とは、どのような内容なのでしょうか。
細かい部分を抜きにして、めちゃくちゃ大雑把に分類するならば
- フィンガリングを鍛える(押さえたいところを狙って押さえられるようにする)
- ピッキングを鍛える(ピッキングしたい弦を狙ってピッキングできるようにする)
- 左右の手をシンクロさせる(①と②を同じタイミングで行う)
- リズムに合わせて弾く(③を一定のテンポに合わせて繰り返す)
のようになります。
仮にこれらが完璧であれば、細かいニュアンスなどは置いておいて、とりあえず「ギターが弾けている」と言える状態であると思います。
目的の音を正確なリズムで弾いている、ということになりますからね。
で、お気づきの方もいるかと思いますけどこの中で音楽の素養が必要な項目って、そんなにないんですよね。
フィンガリング・ピッキングに関しては、要素としては完全に「運動」です。
極端な話、どれだけ音痴で音楽の才能がない人でも、練習さえすればフィンガリングもピッキングも速くなるんですよ。
音楽の能力が求められるのはその次、左右の手をシンクロさせるあたりからです。
この項目もどちらかというと「音楽」よりは「運動」寄りであると言えますが、「ちゃんとシンクロしているか=ちゃんと音が出ているか」を判断する為には、音楽的な耳が必要になってきます。
最後のリズムに合わせて弾くという部分は、言うまでもなく完全に音楽の要素が不可欠になりますね。
この中で初心者の方にとって重要なのは、③の「左右の手をシンクロさせる」という部分です。
要領の良い人は、おそらく無意識のうちに左右のタイミングをしっかり合わせながら弾けると思います。
ただ、そうでもない人がここを疎かにして練習すると、左右の手はそれぞれそれなりに動くのに、動きが合っていないなんてことになりかねません。
ですので、いかにして初心者のうちに左右の手がシンクロする感覚を覚えさせるか。
「ギターを長年弾いていても全然上手くならない」といった人は、集中して練習していなかったり、そもそも練習時間が短かったりと他にも要素はあると思います。
が、加えてこの左右の手をしっかり合わせ、自分の音を聴くという部分の認識が甘い方が多いのではないかと思います。
これもピッキングと同様に、後から矯正するのは結構大変だと思います。
初心者のうちになるべく意識して練習してくださいね!
私も頑張りますので、一緒に上手くなっていきましょう(^o^)丿
最後に
そんな訳で、ギター歴半年という節目の時期に有言実行できなかったのが我ながら情けないところではあります。
調子に乗りました。すいませんでした!
今後も継続して練習し、初心者を2回経験したことで培ったノウハウをこのブログに全部書いていき、これからギターを始める方に役立つような発信をしていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!