こんにちは。
インビンシブル吉岡(@invincible_ysok)です。
以前、通称「孤独の鳥居」として有名なLOOP H☆Rさんの代表曲「孤独の鴉(こどくのとり)」にリズム隊を入れた音源を作成したのですが、それだけでは飽き足らずに今回はカバーさせて頂きました。
私の演奏が色々とツッコミどころは多いのですが、暇潰しにでもお聴き頂ければ幸いです!
なお、原曲は凄く長いので大幅に短縮(2番をカット)し、その分ギターソロを少しだけ増やしました。
前回のリズム隊挿入がオリジナル音源に忠実に合わせる形だったのに対して、今回は逆に4/4拍子のスタンダードなオケを作成し、そこに歌を合わせる形となりました。
最近やたらと孤独の鳥居の記事ばかり書いていて、そろそろ当ブログが完全にLOOP H☆Rさんのファンブログになってしまいそうだったので、今回で一旦終わりにしたいと思います。
まぁある意味ファンブログなのは間違っていないですし、また面白そうと思うネタが出てきたら取り上げさせて頂きたいと思います。
ボーカル
一応カバーなので、本当はボーカルも誰かに歌ってもらいたいなぁとは思っていたのですが、さすがにこの超絶難易度のボーカルを歌ってくれる暇人は周りにいなかった為、オリジナル音源より借用しました。
ウチのバンド(Sweet Kiss Dream)のボーカルに歌ってもらう事も考えたのですが、おそらく覚えるのに膨大な時間を要する為、そんな時間があればバンドの曲を覚えてもらった方が有意義であると思ったので諦めました。
今回、とにかく一番大変だったのがこのボーカルの編集作業でした。
一定のテンポ(134BPM)の4/4拍子に合うように、ひたすら波形を伸ばしたり縮めたり…作業中幾度となく俺は一体何をやっているんだろうと思いましたが、この曲への愛で何とか乗り切れたと思います。
私自身が編集した音源も含めると、この1ヶ月ぐらいは日本で一番「孤独の鳥居」を聴いた人間である自信がありますね…。そろそろ夢に出てきそうです。
ギター
今回のカバー音源作成時に、ボーカル編集に次いで苦労したのがギター録りでした。
と言うのも、このカバーのアレンジはかなり早い段階で頭の中で大体固まっていたのですが、それを実際に録音するという段階で演奏技術的な問題が出てきました。
つまり、自分で考えたくせに
「難しくて弾けない(/_;)」
となってしまったんですよね…。
私は当ブログで活動報告しているSweet Kiss Dream以外に多国籍バンドでリードギターを担当しているんですけど、そもそもあんまり速弾きは上手くない為、この手の速い曲は苦手なのです。
苦手と言っても決して嫌いな訳ではなく、聴くのは好きなんですけどね。すいません、もっと練習します。
とはいえ録音自体は、そんなに時間は掛からずに各パート大体1回、多くても3回ぐらいの録り直しで完成させることが出来ました。
ギターソロはなんかハモリのところズレてる気がしますけど、3度上のハモリを録音中に指が疲れてスピードが落ちたのが原因だと思われます。いや、さすがに録り直せよ。
ソロ後半部分は元々、なんとなく曲の雰囲気を知る為に仮で適当に弾いたソロだったのですが、そのまま正式に採用しました。
この後何度かこの部分は録り直したのですが、小奇麗に弾くと全然勢いが感じられなかった為、汚いしツッコミどころも満載ですが一番勢いを感じられたこのソロをそのまま使用しました。
そもそもこの曲自体が、綺麗にまとめるよりは勢いを重視した方がカッコいいですしね。多分。
それでもさすがにソロ終わり部分の汚さは何とかならなかったのかと思いますが、何とかなりませんでした。
2017.7.2追記
後日、タブ譜を作成出来るフリーソフトを紹介する記事を書いた際に、このカバー曲の一部(サビ8小節)のタブ譜を作成しました。
ベタベタなハードロック風フレーズで意外と弾いてて楽しいと思いますので、暇潰しにでも弾いてみてください!
譜面には記載されていないですが、上記の譜面で5、6弦を単音で刻んでいる箇所は(6小節目のハンマリング&プリングの箇所を除いて)全てブリッジミュートしています。
あと、チューニングは全音下げチューニングで弾いています。
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ベース&ドラム
ベースとドラムに関しては今回も打ち込みなので、そんなに苦労もなかったので特に言う事もないのですが…先に作成した「リズム隊挿入バージョン」のデータを大体そのままコピペで使えるかなと踏んでいましたが、いざ作成し始めてみると拍とテンポが違い過ぎてほぼ最初から作り直しになってしまったのが想定外でした。
それでも自分で演奏するよりは凄く楽ですね。
ここの編集中はカバー音源作成時の唯一の息抜きみたいなものでした。
最後に
以下の動画は、私が今回のカバー音源を作成するより以前にアップされていた、別の方が作成した孤独の鳥居のカバー音源です。
こちらの音源を拝聴して、
「同じ曲でも聴く人によってここまで解釈が変わる」
という点についてとても興味深く感じました。
原曲がテンポやリズムという概念をかなり無視している為、聴く人によって受け止め方が変わるんですね。
私は元動画の原曲を数回聴いた時点で、今回カバーしたようなアレンジ・譜割りでしか考えられなくなっていたのですが、それはあくまで一個人の受け止め方に過ぎないという事です。
聴く人の感性によって、テンポや譜割りに至るまであらゆる受け止め方が出来る。
これは一つの新しい音楽の形ではないかと思います。
今後も引き続き、LOOP H☆Rさんの活動を応援していきたいと思います。
定期的に世に出る新曲、毎回楽しみにしています。