ギター

ギターを通販で買うのはアリ?実体験を元にメリットとデメリットを考える

2018年8月19日

こんにちは。
インビンシブル吉岡(@invincible_ysok)です。

 

今回はみんな大好きネット通販で、

ギターを買う場合のメリット・デメリット

について書いていきたいと思います!

 

 

今やネット通販全盛の時代と言っても過言ではありません。

そんな中、ギター本体を買う場合に限っては楽器店に直接行き、現物を確認してから購入している人も多いかと思います。

 

東京や大阪のような大都市に住んでいたら、近所に楽器店がいくつもあるので気軽に行く事も出来ます。

ただ、住んでいる場所や欲しいギターの種類によっては、通販を利用せざるを得ない場合もありますよね。

 

 

今回私は実際にネット通販でギターを購入し、そこで見えてきた良い点・悪い点を挙げていきますので

「ネット通販を利用してみたい気持ちはあるけど、実際どうなん??

と思っているような方は、是非とも参考にしてください!

Point

ちなみに今回、私が通販でギターを購入した理由は欲しいギターがレフティ(左利き用)だった為です。

レフティってそもそも絶対数が少ないので、気軽に通える範囲の楽器店に「自分の求めるスペックを満たしたギター」が置いてある確率は、かなり低いのです…。

通販のメリット

それではまずは、通販を利用する事によるメリットです。

 

家を一歩も出なくても買える

まずはこちら。

通信販売なので当たり前と言えば当たり前なのですが、通販だと実際の楽器店に行く必要はありません。

ですので、家から一歩も出ずに購入を済ませる事が出来ます

 

実際に楽器店に行き、店員さんにギターの試奏をさせて欲しいと申し出たところ、セッティングついでにピロピロと無駄に上手いギターを聴かされ、なんか自分が弾くのが恥ずかしくなってくるというアレを経験しなくても良いのです(若干被害妄想あり)。

クリック数回で買い物が済んでしまうなんて、我々のような引きこもりにとっては最高ですね!よって通販は最高である!(確信)

 

全国のお店の楽器が比較対象に

続いてはこちらです。

例えばフェンダーやESP系列などのような大手のブランドだと、地方でも置いている楽器店はそれなりにあると思います。

でもちょっとマイナーなブランドのギターだったり、大手でもマニアックな機種だったりすると、大都会に行かないと売っていないんですよね。

 

私は大阪在住ですが、大阪ですら滅多に置いているのを見る事のないギターとかもあります。

あのレベルになると、東京へ行くか通販しか選択肢が無いのでは?と思います。

 

ギターを買う為にわざわざ東京へ行くのは、住んでる場所によっては大変ですもんね…。

 

私の今のメインギターは、東京のお茶の水の楽器店で購入しました。

ただコレは別件で東京へ行った際に、偶然寄った楽器店で見つけて衝動買いしただけです。

わざわざ買う目的で東京まで行こうとは思わないですからね。

 

 

とにかく、欲しいギターが自分の住んでいる地域に無いなんて事はよくある話なのですが、通販だと全国のお店が選択肢になるんですよね。

どこで買っても結局配送してもらうので、北海道だろうが沖縄だろうがどこで買おうが一緒です。

 

地方に住んでいたり、マイナーなギターを探している人には特に恩恵のあるポイントですね!

通販のデメリット

今後は逆に、通販でギターを買う事によるデメリットを見ていきたいと思います。

 

試奏ができない

ギターは木材で出来ているので、個体差があります。

つまり、数字上では全く同じスペックのギターでも、木材の質や組み込みの精度の違いにより音が微妙に違う、という事があります。

 

マニアックな機種でなければ、YouTubeなどでも試奏動画などは出てくる事が多いです。

しかし弾く人・ギター本体の個体差・ギター本体以外の環境(アンプとか)人それぞれなので、参考程度にしかならないと思います。

 

 

こればかりはギターが手元に届かないと分からない部分なので、

「事前に実際の音や、演奏性を確認してからじゃないとイヤだ」

という方は、通販は利用しない方が賢明ですね…。

 

いざ手元に届いて弾いてみて

「なんかコレ違うわ…」

とか、悲しいですからね。

 

特に音は後からでもある程度なんとかなりますけど、加工精度や演奏性はどうしようもない部分がありますしね。

 

(特に中古)思いがけない不良がある可能性

通販の特徴の一つとして、手元に届くまで現物を確認できない、というものがあります。

 

という事は、実際に届いてみたら写真では分からない不具合などがある可能性は否定できないんですね。

 

特に中古のギターだと、誰かが弾いていたギターである以上、新品のギターよりも不具合の可能性は増えてしまいます。

 

中古ギターの商品概要欄などによく「美品」「チョイキズ」とか書かれていたりしますよね。

しかし、この状態に関する説明には数字化できる明確な基準は無いので、あくまで記載されている内容は売り手側の主観でしかないのです。

 

人によって価値観は様々なので、売り手としては綺麗な状態だと思っているギターも、買い手によっては我慢できないレベルのキズが付いているなんて事もあるかもしれません。

 

 

買う前に現物を確認出来れば、自分の目で見て判断できます。

しかし通販だと写真で判断するしかないので、こういったリスクがある事は頭に入れておいた方が良いかと思います。

 

購入後のトラブルを避ける為にも、(特に個人売買などで)中古ギターを買うのであれば、気になる点はしっかり質問するようにしましょう。

 

【実例】新品ギターの不具合

冒頭でも書きましたが、先日私はネット通販を利用してギターを購入しました

 

 

レフティ(左利き)仕様のFender Stratocasterです。

 

メキシコ工場製で、モデルチェンジに伴い旧モデルとなったこのギター。

在庫限りで安く売られていたので大喜びで購入。もちろん新品です。

 

 

そして自宅にギターが届き、自分好みの仕様にセットアップしていた時。

なにやらおかしな箇所を見つけてしまいました。

 

 

この写真、ボディの裏蓋を外したところなんですけど…何かがおかしい事に気付きましたか??

 

そう。裏蓋を固定するネジ穴が1ヶ所、ちゃんと開いていないんですよね!(左中央のネジ穴)

 

 

これはネジ穴に裏蓋を合わせてみた画像。

見ての通り、1ヶ所は穴の位置が全く合っていません

 

ちなみに出荷時は、通常この蓋は閉められています。

…が、この部分に関しては、ネジが止まっていなくて計5ヶ所しか止められていませんでした

 

まぁ、コレに関しては楽器店云々の前に、そもそもメーカーの検品の問題ではないかと思いますが…フェンダーのメキシコ工場はこれでOK出すの??

確かに演奏に直接の影響は無いけどさぁ…仕事適当過ぎないか??

(なお、その他の部分の構造や組み込みは問題ありませんでした)

 

 

ちなみに、私は裏蓋を外して演奏するタイプの人間なので、この件は特に演奏に支障がない事。

また、在庫一掃セール品(同じカラーのものはコレだけ)だと思われるので、返品したところで同じ仕様のギターに交換してもらえないと判断したので、このまま使っています。

 

 

とにかく、新品であっても事前に現物を確認出来ない以上は、このような不具合が存在するリスクも考慮しておいた方が良さそうですね。

安かった(5万円強)ので気にしていないですけど、10万円を超えるギターでコレだったらさすがに文句言ってたと思います。

最後に

という訳で今回は、ネット通販でギター本体を購入する場合のメリット・デメリットについて実体験を元に書かせて頂きました。

 

私自身、まさか初めてネット通販で買ったギターに不具合があるとは思いませんでした。

まぁ、ちょうど良いネタになったとポジティブに考え、今後もこのギターを愛用していこうと思います!

 

ネット通販にはこのようなリスクはありますが、とにかく便利である事は間違いありません。

こういったリスクと天秤にかけても、利用するだけのメリットは十分あるかと思います。

 

皆様も良き相棒となる1本を見つけて、ギターライフを楽しんでくださいね!

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