【ギブソン/フェンダー】レスポールとストラトキャスターの違いを比較【ギター2本並べてみた】

レスポールとストラトの比較




こんにちは。インビンシブル吉岡です。

世の中には様々な種類のギターが存在します。

 

その中でもエレキギターと言えばGibson社のレスポール(Les Paul)、そしてFender社のストラトキャスター(Stratocaster)の2種類が最も有名なのではないでしょうか。

 

では、これら2つのギターにはどのような違いがあるのか。

今回は初心者の方にも分かりやすいように見た目(とそれに伴う演奏性)を中心として、なるべく簡潔に見ていきたいと思います。

 

個人的な意見として、初心者の頃にギターを買うならば細かいスペックはあまり気にせず見た目で選ぶべきと思っているのですが「レスポールとストラト、どちらもカッコイイので悩んでいる」というような場合の参考にして頂ければと思います。

 

本当は同条件で同じフレーズを演奏して音の比較も出来れば更に良かったのですが、私の所持しているギターは若干改造している為に純粋なノーマル状態でのレスポール及びストラトの比較にはならない為、今回は音や動画は用意しておりません
音で比較したかった方がいたら申し訳ないです。

 

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両者の基本的なスペック

これから画像も使用しながらレスポールとストラトの比較をしていきますが、まずは簡単にそれぞれのギターのスペックを記載したいと思います。

 

一口にレスポールやストラトと言っても、グレードや製造された時期によって使用木材やネックの太さ・形状、その他細かい違いが数多くありますので、参考程度という事でお願いしますね!

 

今回の比較に使用する2本は、私が所持している以下となります。

GIBSON Les Paul Custom

こちらがギブソン社製のレス・ポール・カスタムです。

2000年製で使用材はボディがメイプルトップ・マホガニーバック、ネックがマホガニー、指板はエボニーです。多分。

当時の価格で25~26万円ぐらいだったと記憶しています。

 

購入時点(新品)から変えている点としては、

  • ピックアップガードを外している(ピックアップはそのまま)
  • ペグをGOTOH社製のマグナムロックに交換している
  • ブリッジ・テイルピースの錆びがエグかったので、見た目がほぼ同じ社外製に交換

ぐらいです。

ノーマル状態との見た目の大きな違いとしては、ピックアップガードが無いぐらいでしょうか。

 

FENDER Stratocaster American Standard

続いては、こちらがフェンダー社製のストラトキャスター・アメリカン・スタンダードです。

1998年製で、使用材はボディがアルダー、ネック及び指板はメイプルです。多分。

こちらは当時、14万円ぐらいだったような…かなりうろ覚えですが。

 

購入時点(新品)から変わった点としては、センター&リアピックアップを以下のものに交換しています。
フロントピックアップは、購入時点からそのままです。

  • センターピックアップ→Fender社のLace Sensorへ交換
  • リアピックアップ→Seymour Duncan社のJB Jrへ交換
何故こんな変な換え方なのか自分でも意味が分からないですが、おそらくフロントピックアップもレースセンサーに交換しようとしたけど、そこでお金が尽きてそのまま放置しているのだと思われます。

全体的に使用感満載でボロいですが、変更箇所はここだけです。

 

並べてみたらこんな感じです。

ボディの違い

まず両者のボディの違いから見ていきたいと思います。

こうして並べてみるとレスポールとストラト、どっちもカッコイイですね(笑)!(自分のギター大好き)

 

次の画像は、2本のギターを並べて真横から撮影した写真になります。


がストラトで、がレスポールです。

 

そもそもの形状が全然違うので、比較というかは単なる好みの世界になってくるかと思いますが…

演奏面での違いとしては、ストラトはボディ側面のカドがなめらかな形に削られているのが分かります。

これはコンター加工というものなのですが、見た目や音質を目的とした加工ではなく、演奏性を考えてこのような形状となっています。

 

対するレスポールは、側面にコンター加工は施されておりません。

見た目は「いかにも高級楽器」といった様子ですが、コンター加工されていない為にレスポールを弾く時ってボディのカドがお腹や肘に刺さるんですよね(笑)!

弾く事に慣れてしまえばどうという事もないのですが、たまにストラトからレスポールに持ち替えると痛い時があります

 

あとコンター加工も無く厚みもしっかりしているので、レスポールの方が重いです。

重量は木材の個体差がかなりある為にモノによってピンキリなのですが、一般的にはレスポールの方が重いと思って頂いて問題ないかと思います。

 

ちなみに画像の2本は、ストラトが3.5kgでレスポールが4.2kgでした。

長時間のライブだと、この700gの違いというものが結構問題でして…オッサンにはレスポールはちょっとキツくなってきました(筋トレ推奨)。

 

ハイポジションの演奏性

もう一つ、レスポールとストラトのボディの大きな違いとして、カッタウェイがあります。

ストラトはボディの両側がカットされているのに対し、レスポールは片側(画像だと右側)だけがカットされています。

 

これによって何が違うのかと言いますと、ハイポジションで演奏する際にレスポールだと弾きにくいという問題が出てきます。

ハイポジションを弾く時って、多くの人が親指をネックの上に出してネックを握り込むようにして弾くのですが、レスポールの場合はボディーが邪魔になるので親指をネック上に出しにくいです。

 

しかしコレに関しては、個人的には慣れてしまえば何とかなるレベルの問題かな、とは思います。

ただ、立って弾く時にかなりストラップを長くしてレスポールを低い位置で構えた場合、慣れるもクソもないレベルで本気でハイポジションが弾きにくいので、ストラップの長さは自分の演奏力と相談した方が良いかと思います。

 

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ネックの違い

続いては、ネックを比較してみたいと思います。

このストラトはメイプル指板なので、ローズウッド指板だとまた違う見た目になってきます(ローズ指板のストラトは持っていない)。

 

また例によって2本並べて横から撮影してみました。

画像を見ると、ストラトはボディとネックが水平に取り付けられているのに対し、レスポールはネックが斜めに取り付けられているのが分かります。

 

演奏性や音は慣れや好みがあるので一旦置いておくとして、角度が付いていると何が違うのかと言いますと、レスポールはギターを倒した際にネックが折れやすいという問題があります。

そもそも丁寧に扱えよという話なのですが、万一ギターを倒してしまった場合、ストラトは無事に済む事も多いのですがレスポールはモロにヘッドに負担が掛かるので、ネックとヘッドの付け根部分で折れやすいです。

 

更に困った事に、ストラトはボディに対してネックをボルトで固定しているだけなのですが、レスポールはボディに対してネックが接着されている為、折ってしまった場合は個人での修復はほぼ不可能に近いです。

なのでギターを倒したりする事の無いよう、丁寧に扱ってくださいね。

 

ギターの扱いが雑だと定評のある私ですら、さすがにレスポールを倒した事はないです。

 

ライブの休憩中に、この2本よりも更に値段の張るハイエンドギター(ストラトタイプ)をお客さんに倒されて、〇してやろうかと思った事はありますが(号泣)。

ちなみにギターは無事でした(ニッコリ)。

いや、ニッコリしてる場合じゃねぇわ

 

スケールの違い

あと、レスポールとストラトキャスターはネックの長さが違います

レスポールはミディアムスケール、ストラトはロングスケールという長さが採用されています。

具体的にはナットからブリッジまでの距離がミディアムスケールは約628mm、ロングスケールは約648mmとなります。

 

よく「手が小さい人はミディアムスケールやショートスケールを使うと良い」みたいな話も聞きますが、個人的には誤差の範囲内ではないかなぁと思います。

 

実際に見比べてみましょう。

こうしてレスポールとストラトのナットの位置を同じにすると…

ネックの長さの違いとしては、これぐらいになります。

長さにして約16mm、1フレット+αぐらいの違いですね。

 

それぞれ22フレットあって、レスポールはナット~22フレット間が約450mm。対するストラトは約466mmです。

単純計算ですが、各フレット毎に1mm以下しか差がないんですよね。

 

「あと1mmだけ指を広げたら押さえたい所に指が届くけど、たとえ1mmでもこれ以上指を広げようとしたら確実に手を傷める」

みたいなシビアな悩みでも持っていない限りは、特にスケールの長さについては気にする必要がないと思います。

 

もちろん、スケールによって弦のテンション(張りの強さ)が変わりますし、それに伴い音にも違いが出てくるので、その辺は色々弾いてみた上で好みで選べばOKです。

最後に

今回は、音ではなく見た目でレスポールとストラトがどのように違うのかについて見てきました。

 

サウンド面だと、一般的に「ストラトは線が細くきらびやかな音」「レスポールはパワフルで音が太い」なんて言われます。

 

この辺は反論もありそうですが、私は個人的には

「音は後からでもある程度は変えられるので、見た目を重視すべき」

という考え方です。

 

ある程度ギターを弾いている方であれば、私がどうこう言うまでもなく自分の好みのギターを選ぶのがベストだと思いますが、まだ経験が浅い場合に大切なのは

「いかにモチベーションを維持するか」

であると思います。

 

そうなると、やはり自分の弾いているギターがカッコいいと練習していて楽しいんですよね。

ですので、まずは自分の見た目が好きなギターを選んで頂いて、音については後々考えていけば良いのではないかと思います。

 

ちなみに私はレスポールとストラト、どっちも好きで片方だけを選べなかった為に両方買ってしまいました。

ついでに今メインで使っているのはこのどちらでもない、ストラト「タイプ」のギターです。

見た目で選び過ぎると私のように経済的にヤバくなるので、ある程度の割り切りは必要ですね…。

 

最後に、レスポールとストラトのヘッドの画像を貼って終わりにしたいと思います。

 

汚ぇなオイ。すいません掃除します…。

 

今回の記事や写真が、レスポールとストラトで迷っている方の参考になれば幸いです!

 

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2 件のコメント

  • レスポールがストラトより弾きにくいとされる最も大きな理由が、ココでは述べられていませんが…

    重要な所はボディのエンドとブリッジの距離が長い、すなわちボディに対してネックが突き出している、という点が挙げられると思います。
    スケールは少し短いのにペグまたはローフレットまでの距離が長く(特に立って弾いたとき)、腕を伸ばす必要があり、どうしてもブリッジに近い位置でピッキングせざるを得ないため、演奏性が良くないです。

    ジャガーやムスタングがショートスケールなのに、小柄な人にとって弾きやすくはないのも同じ理由。

    それと、スケールが少し短い(1mmやそこらフレット間隔が短い)いうことは、ちょっとコードを抑えた時やソロを弾いたときにはあまり問題ではないのはおっしゃる通り。

    問題は、短時間弾いてもあまり問題になりませんが、長時間弾くときには、常に1mmやそこら長くストレッチが要求され、手の小さい人にはボディブローのように効いてくるわけです。
    個人的には小柄な人や手の小さい人、女性や初心者にはミディアムスケールのストラトやテレキャスターを勧めたいところです。

    • コメントありがとうございます。
      ご指摘の通り、ネックが突き出している事は演奏性への影響がありそうですね。
      貴重なご指摘ありがとうございますm(_ _)m

      レスポールのストラップピンはストラトよりもボディ中央寄りにあるので、これにより立って弾く際の持つ位置は微調整が効きそうな気もしますが…どうなのでしょうね。
      (実際に持って比較してみたいところですが、諸事情により今しばらくギターを触れない為分からないです^^;)

      手の大きさに関しては、私はどちらかと言えば大きい方であり、あくまで手が小さい方の状況については伝聞や推測の域を超えないので、非常に参考になります。
      貴重なご意見ありがとうございます!
      また、ミディアムのストラト~の部分は私も概ね同意です。

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