音楽

絶対音感とは?相対音感との違いについて保持者に質問攻めしてみた【後編】

2017年4月3日

こんにちは。
インビンシブル吉岡(@invincible_ysok)です。

 

前回に続きまして、私の知人であり絶対音感ぜったいおんかんの保持者であるハリネズミ氏へのインタビュー、後編をお送りさせて頂きたいと思います。

まだ読まれていない方は、前編からお読み頂いた方が話がスムーズかと思いますよ!

前編を見る
絶対音感とは?メリット・デメリットについて保持者に質問攻めしてみた【前編】

続きを見る

 

それでは、インタビュー再開です!

いつ絶対音感を自覚したのか

 

吉岡
それでは、インタビューの後半を始めさせて頂きたいと思います!

 

ハリネズミさんは物心ついた頃から絶対音感を持っているということですが、いつ「自分は絶対音感である」と自覚したのでしょうか?

どこかで「自分は周りの人とは違う」と自覚するタイミングがあったのでしょうか。

私が絶対音感を自覚したのは小学校の高学年の頃ですね。

それまでは、そもそも周りの人が自分とは音の聞こえ方が違う、なんてことを意識したことすらありませんでした。

自分の聞こえ方(=絶対音感)が当たり前だと思っていましたからね。

ハリネズミ
吉岡
その頃に、周りの人と聞こえ方が違うということを知る機会があった、ということですね。
具体的には、友達と一緒に小学校から家に帰っている時だったんですけど…信号の横断歩道のメロディあるじゃないですか、「とおりゃんせ」って曲。
ハリネズミ

 

 

吉岡
最近はピヨピヨに駆逐くちくされてほとんど聞くことがなくなった、アレですね。
何気なくあの曲のメロディーを口ずさんでいたんですよ、音名おんめい付きで。
ハリネズミ
吉岡
音名付きで??
「ミーミーレーミーミレシー♪」みたいな感じです。

私はメロディーを口ずさむ時、そういう風に聞こえるんで音名で歌っちゃうんですよ(笑)。

ハリネズミ
吉岡
なるほど。
それを一緒にいた友達に「何それ?」みたいに聞かれまして。

 

で、私としては音名で聞こえるのですが、それを友達に説明しても話が合わない。

家に帰ったあと、母にその話をしたところ「ええ!?アンタ音名で聞こえるの?」みたいになりまして(笑)。

それで絶対音感を持っていることが発覚した、という流れです。

ハリネズミ
吉岡
お母さんも、ハリネズミさんが絶対音感を持っていることは知らなかったのですね。
そうなんですよ(笑)。

私の母はピアノの先生だったのですが、母自身は絶対音感を持っていませんでしたし。

ハリネズミ
吉岡
確かに何かしらのきっかけがないと、わざわざそんな話もしないでしょうしねぇ。
私は小さい頃、ヤマハ音楽教室の幼児科に通っていました。

そこでは音感トレーニングとかも実施しているので、私はそれで絶対音感を身に付けることができました。

 

しかし、母としてもまさか私が絶対音感を身に付けているとは思っていなかったみたいで、実は持っていると知り驚いたようです(笑)。

ハリネズミ
吉岡
それを聞くと、私も小さい頃に音楽教室に通っておけば良かったと思いますね…

まぁ、トレーニングしたところで絶対音感が身に付いていたかは分からないですけど。

私の家、音楽とは全く縁がなかったですからね。習い事も空手でしたし。

音の聴き取りについて

 

吉岡
続いては、音の聴き取りに関してのお話を伺いたいと思います。

実際の聴き取り実験(記事上では文章だけですけど)、絶対音感でも認識できない音について、そして和音わおんの聴き取りなどについても取り上げていきたいと思います。

記事上で音名を当てる実験をしても、読んでいる人には伝わらないような気もしますけどね。
ハリネズミ
吉岡
まぁそのあたりは考えても仕方ないので、結果を信じない方に信じろ!とは言えません。

ただ実験自体はガチで行います。

(実験と言えるほど大した内容でもないような…)
ハリネズミ

 

聴き取りの実験

 

吉岡
では、ここで本当に音が聴き取ることができるのか、実験してみたいと思います。

今から私が音を出すので、出した音の音名を答えてください。

分かりました。お願いします。
ハリネズミ
吉岡
では行きますね。

 

 

プッ

 

です。
ハリネズミ
吉岡
おぉ!即答ですね凄い!
というか、オナラで実験するのって人としてどうなんですか

あなたもギタリストならせめてギターで音出しましょうよ。

ハリネズミ
吉岡
まぁまぁ、固いことは言わずに。

こちらの方が音の判別が難しいかなと思いましたので。

では、もう1回行きますね。

 

 

ドゥ~~ピッ!

 

最初はソ#ですが最後はですね。

それ以前にそもそもオナラの音でその擬音はおかしいと思うんですけど。なんなんですかドゥ~~ピッ!って。

ハリネズミ
吉岡
最後の方、ヤバめな音がしてましたね(笑)。

しかしコレ、私には音名が分からない以上は実際に正解しているのか確認しようがないですね(笑)!

いや、だからギターで試せよ。
ハリネズミ

 

Point

この後ギターでも実験し、全ての問題に正解しました

認識できない音

 

吉岡
続いては、認識できない音についてお伺いしたいと思います。

前回、インタビューの冒頭で絶対音感を持っているけど分からない音があるおっしゃっていましたが、具体的にはどんな音が聴き取りにくいのでしょうか?

この聴き取り能力の部分には個人差もあると思うので、私以外の方の能力については分かりませんが…

私の場合、一般的にありふれている音だと、人の声を聴き取ることができないですね。

ハリネズミ
吉岡
へぇー!それは意外ですね。

噪音そうおん(※)よりも音程感は強い気がしますが、やはり人が喋っている声というのは「音程」よりも「意味」が先行して、聴き取りにくいのでしょうか。

 

噪音

何か物のこすれる音やドアの閉まる音など、振動が不規則で、振動時間が極めて短く、音の高さが特定できない音。非楽音がくおん

 

私にもよく分かりませんが、おっしゃるとおり「意味のある言葉」としてとらえてしまったり、あとは人の声ってピッチが大きくブレている気がするので、その辺りが原因かもしれません。

というか私、歌声も正確には音程を聴き取れないんですよね。

ハリネズミ
吉岡
そうなんですか!?

じゃあ、テレビとかで歌手が歌っているのを聞いて、「ちょっと音程がシャープしているな」とか、そういうのって分からないんですか?

分からないですね(笑)。

なので歌の上手い・下手の判断基準とかは、他の相対音感の方と変わらないんじゃないかと思います…多分。

ハリネズミ
吉岡
前編でも仰っていましたが、楽器に関してはHzヘルツのピッチの狂いも判別できるんですよね?
そうですね。

私は学生時代に吹奏楽をやっていたこともあり、A=440Hzの基準は叩き込まれていますので。

さすがに「そのラ、441Hzですね」みたいに寸分の狂いもなく完璧に言い当てられる自信はないのですが、440Hz基準の音と比べてなんとなく高いか低いかは、判別できます

ハリネズミ
吉岡
なるほど…。

 

では具体名を出して質問しますが、歌手の中島美嘉なかしまみかさんとか、よく「音程がフラット気味である」とか言われてるじゃないですか?

私はあまり意識して聴いたことはないし、ハッキリ言ってあんまり良い耳を持っていないのであまり分かりません

ハリネズミさん的には彼女の歌、どうですか?

私、中島美嘉さん大好きなんですよ(笑)!

 

音程に関して言えば、正直私も分かりません

フラット気味かぁ…そうだったんですね(笑)。

アルバム「VOICE」の頃とか、大好きで今でもよく聴いてますね~。

ハリネズミ
吉岡
なるほど。

 

では話を少し戻しまして、人の声以外の音に関してはどうでしょうか?

ハリネズミさんとお話するにあたって私も絶対音感について少し調べたのですが、噪音については絶対音感を持っていても認識できない、という意見が多いようです。

やはり絶対音感を持っていても、噪音そうおんについては聴き取れないのでしょうか。

うーん…そもそも意識して聴き取ろうとしたこともあまりないですけど…、どうなんでしょうね。

 

例えばですけど、上で噪音の説明の中にあった「何か物のこすれる音」や「ドアの閉まる音」ですけど、意識して聞けば音名は分かります

でも、純音じゅんおん楽音がくおんを聴いた時のように「この音で間違いない」という確証のあるものではないですね。

この音名に聞こえる」ぐらいの感覚であって、さらにそれが合っているかどうかも自信は無い、という感じでしょうか。

ハリネズミ
吉岡
なるほど。
意識して聴いているか、という部分も意外とあるのかな、とは思います。

例えば私が全く意識していない時に先ほどのようにオナラをされて、

「今のオナラの音、何?」

とか聞かれても、分からないですし。

ハリネズミ

 

和音の聴き取りについて

 

吉岡
次は和音の聴き取りについてお話をうかがいます。

和音というか、複数の重なる音を聴いて、全ての音を把握できるのかという質問ですね。

これは分かりますね。

ただ、あまりにも多く重なってるとよく分からなくなりますけど、4~5音ぐらいであればほぼ聴き取りできるかと。

ハリネズミ
吉岡
素晴らしい!

耳コピがはかどって仕方ない能力ですね、それ。

私は何かの曲をコピーしていても、ちょっと難解なコードを使われるとすぐに訳が分からなくなってしまうので、真面目にその能力欲しいです。

ただ私、音楽理論はあまり分からないので、和音を聴き取ることはできてもそれをコード名で表記できないし、どんな和音なのか説明もできないですけどね(笑)。
ハリネズミ
吉岡
え、そうなんですか?

例えば「ド、ミ、ソ、シ」だったらC Maj7メジャーセブンスとか、「ド、ミ、ソ#」だったらC augオーギュメントとか、そういう言い表しができないってことでしょうか。

何ですかそれ(笑)?
ハリネズミ
吉岡
へぇ~そーなんだー(ニッコリ)
その勝ち誇った顔、イラッとしますね…。
ハリネズミ

周波数について

 

吉岡
それでは次の話題ですが、周波数についてのお話を伺いたいと思います。

先程の話の中で、ハリネズミさんは部活で吹奏楽をやっていたという経緯からA=440Hzが身体に染み付いている、ということでした。

そうですね。
ハリネズミ
吉岡
で、クラシックなどでは例えばA=442Hzなど、若干高めの周波数によるチューニングが一般的に使用されているかと思います。

またロック系の音楽では、敢えて440Hzより若干チューニングを落としている曲やバンドもあったりします。

 

こういったA=440Hzではない曲を聴くことに対して、違和感はあるのでしょうか?

または、違和感はなくとも、周波数の違いは気になったりするのでしょうか。

んー。

特に気にならないですね。

ハリネズミ
吉岡
やば、この話終わってしまった(笑)。

絶対気になると思っての質問だったんですけど、まさかの展開(笑)。

すいません(笑)。
ハリネズミ
吉岡
なんかこう、もう一声ないですか(笑)?
えーと…。

普段、気にならないことは間違いないのですが、それはあくまで音程を意識せず聴いているからであって、意識して聴けば周波数がA=440Hz基準なのか、または高いのか低いのかは分かりますよ。

ハリネズミ

 

純整律について

 

吉岡
周波数の話からの流れで、次は純整律じゅんせいりつについてもお伺いしたいと思います。

 

先程は全ての音のチューニングを等間隔とうかんかくで変えるパターンでしたが、純正律となるとそれぞれの音の間隔が変わってきます

純正律は使用できる状況がかなり限定されますが、一般的に非常に美しい響きであると言われています。

 

とはいえ、A=440Hz基準の12平均律へいきんりつで訓練された絶対音感となると、この音の間隔の違いに違和感を覚えそうな気がするのですが、どうでしょうか?

すいません、純整律って何ですか(笑)?
ハリネズミ
吉岡
えっ!
えっ(笑)!
ハリネズミ

 

Point

吉岡、ハリネズミ氏に純整律のざっくりとした説明を実施。

 
 

ちなみに純整律じゅんせいりつとは、音の周波数比が単純な整数比である音程で構成されている音律です。

A=440Hzを基準とすると、長3度上のC#は5/4倍の550Hzとなり、完全5度上のEは3/2倍の660Hzとなります。

 
 

対して、我々が一般的によく耳にする現代音楽に使用されている12平均律1オクターブを12等分している為、A=440Hzを基準とすると、長3度上のC#は約554.37Hz、完全5度上のEは659.25Hzのように細かい数字となります。

詳しくはググってください

 

吉岡
いや、まさか純整律をご存じないとはちょっとビックリしました(笑)。
だから私、理論はよく分からないんですよ(笑)!
ハリネズミ
吉岡
まぁ確かに、普通にピアノを弾くだけだったり、吹奏楽での演奏ならば純正律って縁がなさそうですもんね…。

かくいう私も、存在は知っているものの実際に純正律の演奏なんて聴いたこともないんですけども。

 

んじゃ、ちょっとYouTubeで純正律の演奏を探すんで、聴いてみましょうか。

 

 

吉岡
こちらの動画のピアノは、純正律で調律ちょうりつされているみたいです。

これをお聴きになって、どうでしょうか?

正直私は、12平均律との違いがよく分かりません(笑)!

うーん、私もよく分かりません(笑)。

こんなアレンジするんだなぁ、という方に耳が行ってしまって、音程の違いはよく分からないですね(笑)。

動画じゃなく、実際に目の前で聴いてみたら分かるかもしれませんが…。

ハリネズミ

絶対音感を持つには

 

吉岡
そろそろインタビューも終わりに近付いてきました。

ここでは、「どうやって絶対音感を持つのか」についてお伺いしたいと思います。

月並みな回答ですけど、音感教育を実施している音楽教室に通うのが一番だと思いますね。
ハリネズミ
吉岡
やっぱり。

というか、それ以外にあんまり答えってない気がしますね(笑)。

大手だと教育のノウハウも持ってそうですし。

ですね。決して私はヤ〇ハの回し者ではないのですが(笑)。

 

少し話はれるんですが、絶対音感って子供の頃に音感教育を受けないと身に付かないってよく言われてるじゃないですか。

でも、幼少期に絶対音感を身に付けたいと自発的に思う子なんて、ほぼいないと思うんですよね。

ハリネズミ
吉岡
ふむふむ。
絶対音感を身に付けている人の多くは親の意向によりそういった教育を受けていたか、またはピアノなどを弾きたくて教室に通ったら、その副産物として身に付いた、みたいなことがほとんどじゃないかと思うんです。

結果として身に付いて、良かったと思う人もいれば、こんな能力いらないと思う方もいるんじゃないかと。

 

なのでこのテーマはどちらかと言うと「子供に絶対音感を身に付けさせるには」とかの方がしっくり来るような気がします。

ハリネズミ
吉岡
確かに。

私のように大人になってから身に付けたいと思っても、ちょっと厳しいですもんね。

あと、幼い頃に音感教育を受けたら誰でも絶対音感が身に付くかというと、そうでもないのでそこは割り切る必要があると思います。

 

絶対音感が身に付くのは音感教育を受けた人のうち、10人に1人ぐらいだと私は聞いたことがあります。

これは、某音楽教室でピアノの先生をしている私の知人が、体感としてこれぐらいだと語っていたものなので、どこまで正確な割合なのかは分かりませんけども。

 

ただ絶対音感が身に付かなかった=音楽の才能が無い、ということではないので、身に付かなかったからといって、特に気にする必要もないかと思います。

ハリネズミ
吉岡
世界的に有名な一流ミュージシャンでも、絶対音感を持っていない人もたくさんいますしね。

一問一答

ここでは、テーマとしては挙げてはいないものの聞いてみたかったことについて、一問一答形式で回答頂きました。

 

質問①

 

吉岡
もし自身に子供がいたら、絶対音感を持たせたいと思いますか?
どちらでもいいです。
ハリネズミ

 

質問②

 

吉岡
一番好きなピアニストは誰ですか?
Stanislav Stanislavovich Buninスタニスラフ・スタニスラヴォヴィチ・ブーニンです。
ハリネズミ

(※ロシア出身のピアニスト)

 

質問③

 

吉岡
一番好きなミュージシャンは誰ですか?
Portisheadポーティスヘッドです。
ハリネズミ

(※イギリス出身の音楽グループ)

質問④

 

吉岡
聴いていて一番不快な音は?
ピアノ演奏で和音を間違えている時の音。
ハリネズミ

 

質問⑤

 

吉岡
聴いていて一番落ち着く音は?
波の音。

でも波の音って、厳密には不協和音ふきょうわおんだと思います

なんで心地良いんでしょうね…?

主音が非常にはっきりしていることが多く、強弱もあるので、雨音のように不協和音が一定のペースで続かないからですかね…。

ハリネズミ

 

質問⑥

 

吉岡
好きなオナラの音は?
すかしっ屁ですね。
ハリネズミ
吉岡
それ聞こえてへんやんけ!!

 

質問⑦

 

吉岡
絶対音感を持っていることにより、日常生活で困ったことは?
人にもよりますけど、絶対音感を持っている=歌が上手いと思われることですかね…。
ハリネズミ

 

質問⑧

 

吉岡
言われたら腹が立つことは?
雑音のような、耳を開けないと聴き取りにくい音について、あとから「今の音、何?」と聞かれること。

事前に意識しておかないと、雑音はさすがに分からないことが多いです。

ハリネズミ

 

質問⑨

吉岡
ハリネズミさん自身は、どれぐらいピアノ弾けるんですか?
血がにじむほど頑張ったら、リストのラ・カンパネラがなんとか弾けそうなぐらいですかね…。
ハリネズミ

 

質問⑩

吉岡
なぜハリネズミさんは、音楽の道を選ばなかったんですか?
常日頃から音に囲まれているので、仕事ですらも音のことを常に考えないといけないのはしょうに合わないと思ったからです。

また、上には上がいますので。

ハリネズミ

最後に

 

吉岡
それでは、そろそろこの辺でインタビューを終了したいと思います。

これ以上長くなると、編集作業で死ぬので(笑)。

今日は長時間お付き合い頂き、ありがとうございました!

いえいえ、こちらこそありがとうございました。
ハリネズミ
吉岡
聞きたいことは大体聞いたつもりなんですけど、また新たに質問が出てきたら教えてください。
いつでもどうぞ。

あ、あと僭越せんえつながら一点だけ、申し上げてもよろしいでしょうか。

ハリネズミ
吉岡
どうぞどうぞ。
吉岡さんもいい年した大人だし、下ネタは程ほどにしておかないと読む人に嫌がられますよ
ハリネズミ
吉岡
マジごめんなさい(反省するとは言ってない)。

 

雑談

 

吉岡
しかし、騒音で不協和音が鳴りまくってても気にならないものなんですね。

今回、その辺りのお話を聞くことができたのはもの凄く興味深かったです。

 

確かに前編で例として出した古畑任三郎の犯人とか、あのレベルの絶対音感を持ってたらもはや生活できないですよねぇ(笑)。

実は私、当時テレビで見てたのであの話知ってたんですよねー。
ハリネズミ
吉岡
あ、そうだったんですか。

 

絶対音感を持つハリネズミさん的には、当時あの話を見て、どのように思ったんですか?

やっぱり「そんな訳ないやろっ!」とか思ってたんですか?

放送当時、私はまだ自分が絶対音感持ちっていう自覚も無ければ、絶対音感というモノの存在すら知らなかったんですよね。

だから普通に放送を見ながら「ゼッタイオンカンを持ってる人って、大変なんだな~」とか思ってました(笑)。

ハリネズミ
吉岡
(笑)!!
私、雨音とかポンプの音を聴いても、全然気になりませんでしたしね。

自分とは全く異なる、不思議な能力があるんだな~とか思っていました(笑)。

ハリネズミ
吉岡
それは面白いですねー。

 

…って、そろそろ本気で締めさせて頂きますね。

前後編合わせて15,000文字オーバーで、当初の想定以上に長くなってしまいました(笑)。

ここのところ記事作成に時間掛かり過ぎて、本来のバンド活動がとどこおっているという本末転倒な状態ですからね(笑)!

これからギター練習します!以上!!

ドンマイ(笑)。
ハリネズミ

 

 

今回インタビューを終え、絶対音感について少しは知った気になったと同時に、やはりうらやましい能力だなぁと思ったのが正直な感想です。

とはいえ今更どうにかなるものでもありませんし、相対音感をきたえて頑張りたいと思います。

絶対音感の能力がどうしても必要な状況に直面した際には、ハリネズミ氏をカネで釣って手助けして頂こうと思います

 

という訳で、ここまでお読み頂きありがとうございました!

前編を見る
絶対音感とは?メリット・デメリットについて保持者に質問攻めしてみた【前編】

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音感テストを作りました

ハリネズミ氏にご協力頂き、音感テストを作成しました。

ぜひ暇潰しにでもチャレンジして頂ければと思います!

テストする
【絶対音感所持者監修】音感テストを作成したのでチェックしようぜ(^o^)丿

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