こんにちは。
インビンシブル吉岡(@invincible_ysok)です。
現在バンドを組んでいる、またはバンドを組んだことがある方ならば「バンドメンバー募集サイト」、いわゆる「メンボ(メン募)サイト」を利用したことがある方も多いのではないでしょうか。
メンボサイトの有名どころには、with9やOURSOUNDSなどがありますね。
私もメンボサイトは若い頃に何度も利用したことがありました。
ただ利用していて思うことは、失礼ですけど本当に変な人が多いんですよね!!
私が今までに遭遇したことのある変な人(というかヤバイ人)はこちらの記事に書いていますので、ぜひともお読みいただき私に同情してくれたら嬉しいです。
【こんな奴らに気を付けろ】メン募サイトで遭遇したヤバい奴らを振り返る【バンドメンバー募集】
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ここでふと、
ということを考える方もいらっしゃるのではないかと思います。
自分ではそんなつもりはなくても、知らず知らずのうちに非常識な行動を取ってしまうことはあるかもしれません。
その行為を地雷認定されてどこかで晒されたり、常識を持った多数の方に避けられてしまうのはツライところです。
なので今回は、メンボサイトなどを利用してメンバーを募集する時や、逆にどこかのバンドに加入希望を出す時に注意すべき点について、書いていきたいと思います!
常識で考えたら当たり前のことが多いのですが、なぜかその当たり前のことができていない人は多いのです。
逆に言うと、そこをしっかりしていると周りの常識を持った人たちから避けられたり、理不尽な扱いをされる可能性は少なくなります。
結果的に、良いメンバーに巡り合える可能性も高くなるということですね!
おそらく多くの方にとっては、「何を今更」な内容かもしれません。
しかし、なかなか良い人と巡り合えない…という人は今一度、自分自身の募集内容や対応を見直して頂いても良いかと思います。
では、順番に見ていきましょう!
やり取りは丁寧に
1発目からさっそく、当たり前の内容なのですが…。
メンボサイトを利用していると、年齢に関係なく最初からタメ口を使ってくる人にそこそこ出会います。
他には、最初は敬語で丁寧な文面なのですが、こちらが年下と分かった瞬間にタメ口になるパターン。
または、こちらの方がキャリアが浅いと判断された瞬間から、やたら上から目線になってくるパターンもあります。
自分はタメ口で話されても気にしない、という人もいらっしゃると思います。
むしろ、中にはタメ口は堅苦しくて逆に嫌だという人もいるかもしれません。
しかし1度も会ったことのない、どこの誰かも分からない人間に最初からいきなりタメ口でグイグイ来られたら「なんだコイツ、馴れ馴れしいな」となる人が多いのではないでしょうか。
私もボーカルを募集していた時、
的なニュアンスで返事をくれた方がいます。
ハッキリ言って、こんな感じの態度で上手い人を見たことはほとんどありません。
なぜなら、多少のキャリアがあって本当に上手いボーカルならば、メンボサイトで募集しなくても引く手あまただからです。
厳しい言い方ですが、キャリアもあって歌も上手いのに全然メンバーに恵まれないボーカルの方は、性格に難ありなことが多かったです。
本当に周りに恵まれない可哀想な人もたまにいらっしゃるのですが、大抵はボーカルの天上天下唯我独尊な振る舞いに嫌気がさし、周りが離れていくというパターンです。
逆にキャリアのない初心者だったら、なおさらなぜこんなデカイ態度を取れるのか、理解できないですしね。
仮に歌や楽器が上手かったとしても、このような初対面の相手にやたら上から目線な人が、バンドという団体行動を問題なくやっていけるのかは疑問です。
逆に考えると、丁寧なやり取りをすることによるデメリットはないので、それならばわざわざ一定の人に避けられるような言動を取る必要はないですよね。
ですので当たり前の話ですが、メンボでのやり取りはなるべく丁寧に行いましょう。
自分がされて嫌なことはしない、という当たり前の話なのですが…なぜかできていない人が結構いらっしゃるんですよね。
中学生や高校生なら若気の至りかなぁと思えますが、いい年した社会人で存在するのが恐ろしい。
自分の好み・方向性は明確に
続いてはこちらです。
メンバー募集や加入希望を出す時は、可能な限り自分のやりたい方向性について情報を出しましょう。
プロ志向なのかアマ志向なのかは当然のことながら、やりたい曲についてもできるだけ明確にしておいた方が良いです。
たまに
「ジャンルに囚われず、美しい旋律をベースにしつつも静と動の対比を明確にして云々~」
みたいなよく分からないコメントも見かけますが、こんなので相手に伝わるわけがないのです。
この手の文章は、まるで自分のサウンドが唯一無二のオリジナルであるかのようなアピールが凄まじいですが、今の時代に完全なオリジナルなんてほぼ不可能です!
あと、このようなポエム風の世界観を持つことはバンドにとって悪いことではないとは思いますが、そのような世界観を魅せるべきなのはリスナーに対してであって、バンドメンバー募集であれば、もっと現実的に分かりやすい方向性を提示すべきです。
こんな文章を考えるぐらいであれば、好きなバンドの名前を挙げた方が格段に建設的です。
他に似たようなバンドがない、と言い切れるぐらいオリジナリティに自信があるのであれば、自身の音源をアップすればいいだけです。
まとめると、以下の事項についてはなるべく書けるだけ書いておいた方が良いです。
Point
- 自分の年齢(と、求める年齢層)
- プロ志向 or アマ志向
- 練習頻度と練習場所(なるべく具体的に)
- 好きなバンド
- 自身の楽器歴(ボーカル歴)
- 作詞・作曲・編曲ができるかどうか
- バンドやライブ経験の有無
- 結成後の方向性について
結成後の方向性とは、例えば
「最初は〇〇のコピーから始めて、数曲演奏できるようになったらオリジナルも作っていき、ある程度曲が揃った段階でライブしたい」
みたいな感じです。
名前や顔や住所などの個人情報はさすがに書くべきではないですが、それ以外の活動に関することは箇条書きでも良いのである程度書いておいた方が、応募する側からしても分かりやすいです。
長過ぎると見るのがメンドイと思われかねないので、多少のバランスは考えるべきですが…。
できれば音源を用意する
先ほどの項目と重複するところがあるのですが、募集 or 加入するにあたって音源があれば技量やスタイルを確認しやすいです。
ですので、用意できるのであれば用意した方が話がスムーズになるかと思います。
バンドであればバンドの音源、個人であればカラオケなどで歌った際の録音や、演奏の録音など。
音質は重視しない(と思う)ので、最悪スマホで撮った演奏とかでも良いと思います。
正直、音源があるのとないのでは大違いです。
なぜならば、人によって「できる」の基準は異なるからです。
例えば「VAN HALENのYou Really Got Meを弾ける」と言っても、
- リフをコピーしたことがある程度
- なんとなく全曲通して弾けている(ような気がする)
- ソロも含めて大体問題なく弾けるレベル
- サウンドまで含めてほぼ完コピの領域
ぐらい、人によっては捉え方が違います。
さすがに①のレベルで「この曲弾ける」なんて言う奴はいないだろ~、と思う人もいらっしゃるかもしれません。
でも実際本当にいますからね、これぐらい「コピー」の敷居が低い人って。
自信を持つことは大事なので、別にそれを必ずしも悪いことだとは思わないです。
しかし仮に「You Really Got Meを弾けるギタリスト」を募集したとするならば、おそらく募集する側が求めている技量というのは③、もしくはせめて③に近い②ぐらいであることが多いのではないかな、と思います。
人によって基準が異なるので、募集側と加入側がお互い合意のもとに集まり、いざスタジオで音出しをしたら
みたいになることはあり得ます。
それでバンド結成には至らずに、メンバー募集や加入希望をやり直すとなると時間のムダです。
双方が音源を持っていたら、このお互いの意識のギャップに関しては解決できることが多いので、可能であれば音源は用意しておいた方が良いと思います。
良い音源を録ろうとして、練習にも力が入り上達も早いでしょうしね。
変な人に遭遇したら無視する
これは自身でどうこうできる問題でもないのですが、メンボを使用しているとたまに変な人に遭遇することがあります。
失礼な言い方ですけどナチュラルに頭がアレな人や、出会い厨などもメンボサイトに生息しています。
その手の人からメッセージが来た時は、注意してくださいね!
注意というか、ガン無視でOKです。
私自身は直接やり取りしたことないですけど、メンボサイトで「コネがある」とか言ってる人は、99.9999%他に目的があると思われますので、無視した方が無難です。
本当にプロとのコネクションがある人間が、なぜメンボサイトで募集するのか?というハナシですね。
最後に
今回はメンボサイトを利用する時の注意点として、いくつかの項目について書かせて頂きました。
コレを言うと本末転倒なんですけど、私は一番良いメンバー募集の方法は「自身の交友関係から探す」ことだと思っています。
しかし周りに音楽をやっている人がいなかったり、そもそも私のように友達があまりいない場合は、メンボサイトなどで募集せざるを得ない状況もあるかと思います。
なるべく変な人に遭遇しないように、そして自分自身もその「変な人」側にならないように気を付けつつ、良いメンバーと巡り合ってバンド活動を楽しんで頂けたらと思います!
【こんな奴らに気を付けろ】メン募サイトで遭遇したヤバい奴らを振り返る【バンドメンバー募集】
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