参考動画↓
ギターソロ①(1:33~1:58)
それでは、この曲の長ーーーいギターソロの冒頭部分から見ていきたいと思います。
この曲をコピーするつもりが無かったとしても、このソロは運指練習として凄く良いフレーズだと思いますので、ぜひとも弾いてみてくださいね!
少し楽譜が見にくいですが、8小節目からはハモリが入っています(4列目から楽譜が2段構成になっています)。
ですので一応ハモリ側のパートも載せています(2段目)が、1段目がメインメロディーになりますので、1人で弾くならばこちらを弾けばOKです。
まず冒頭部分のポイントとしては、頭のプリング・オフの後に異弦同フレットを弾くフレーズになります。
押さえている人差し指の第一関節を微妙に動かして、音が重ならないように弾く必要があります。
ここは好みの問題ですね。
あと、ここのフレーズはフロントピックアップで弾いた方がそれっぽくなると思います。
そして8小節目3拍目の2弦10フレットを弾いて、次の3弦2フレットを押さえるまでの間にリアピックアップに切り替えます。
この切り替えのタイミングは慣れないと結構大変ですが…ライブなどで弾く場合は、この「フレーズ中での瞬時のピックアップ切り替え」は習得しておくべき技術なので、ぜひとも練習してみてください。
タイミング的には、2弦10フレットをピッキングした瞬間にピックアップを切り替えるような感じです(というか、そうじゃないと次のピッキングに間に合わない)。
もしどうしても間に合わない場合は、直前の2弦12F→10Fの部分はスライドまたはプリング・オフで対応し、10Fのピッキングを省略してその間にピックアップ切り替えをするのが良いかと思います。
こうすれば2弦12Fをピッキングした瞬間に右手をピックアップ切り替えへと持っていけるので、次の3弦2フレットをピッキングするまでに間に合いやすくなります。
次の3弦2Fはピッキングハーモニクス気味に弾いています。
9小節目以降は特に速いフレーズでもないので、ここまでコピーを進めてきた方ならば難なく弾けるかと思います。
ギターソロ②(1:58~2:15)
続いてのソロもひたすら16分音符でメカニカルに構成されているソロですが、こちらは先程とは変わってプリング・オフ主体の構成になっています。
こちらも上段がメインメロディーで、下段がハモリになっています。
1人ならば上段のコピーでOKです。
1~6小節はプリング・オフ主体なのでフレーズも覚えやすいですし、右手はピッキングが減る分楽になります。
しかしその代わりにテンポを乱す事なくプリングし続けなければならないので、リズムキープが難しくなります。
小指での押弦&プリング・オフの練習にとても良いフレーズだと思いますので、ゆっくりのテンポから地道に頑張ってください。
ただ、小指を使えるようになっておいた方が後々便利ですよ!
続いての7小節目ですが…原曲を何度聴いても、正直何弾いてるのか分からないです!すいません!
ここは4弦12F、5弦15F、6弦15Fあたりを適当にグシャグシャっと弾くしかないかな、と…。
10小節目ですが、全ての音をブリッジミュートで弾きます。
弾くポジションは別にどこでもいいと思いますが、場所によってはインサイドピッキングが混ざってかなり難しくなってしまうので、この譜面のようになるべくアウトサイドピッキングになるポジションで弾くのが無難だと思います。
練習の為に敢えてインサイドッピキングにしてみるのも良いかもしれないですけどね。
ギターソロ③(2:15~2:31)
続いては、この長いギターソロの中でも1番の見せ場となるソロ部分です!
ここの1番の難関は、何と言っても8~9小節目の16音符フルピッキングの部分ですね。
これ全部、難しいとウワサのインサイドピッキングなんですね!
これをこのまま弾くのは初心者の方とかだと結構厳しいものがあるかと思いますので、状況に応じてプリングやハンマリングを入れて頂いた方が良いかもしれませんね。
そもそも、オリジナルがフルピッキングで弾いているのかもよく分からない。
ギターソロ④(2:27~2:40)
ソロの最後となるのは、終始ハモリっぱなしのこの部分です。
先程の「ソロ③」から合流する場合は、4小節目から弾けばOKだと思います。
ここは大部分がブリッジミュートで弾く事になるのですが、ところどころスライドが入る箇所がありますので(3、5、7小節)、そこだけはミュートせずに普通に弾きます。
ここは1人で弾くよりも2人でハモる方100倍はカッコイイのですが、1人の場合は諦めて片方だけ弾きましょう。
このフレーズを合体させて1人で弾くのは鬼のように難しいと思うので、諦めた方が早いです(私はコピーする気にもならない)。
以上でギターソロは終了です!お疲れさまでした!
ここからはサビに入り、曲も終盤に向かっていきます。
ここまでに登場してきたフレーズ以上に難しいところはもう無いので、あと残り少し、頑張っていきましょう!