こんにちは。
インビンシブル吉岡(@invincible_ysok)です。
みなさんは普段から運動していますか?
私は昔はジムに通っていた時期もあったのですが、今は基本的にほとんど運動をせずに食っちゃ寝の生活を繰り返しております。
ジム通いしていた頃の面影はどこへやら、今ではライブの度に2ステージ目の途中ぐらいからヒザが痛くなるというほどに、典型的なモヤシ野郎と化してしまいました。
普段酒を飲まないくせに最近お腹だけは出てきたので、もうこの際ブタ野郎でもいいですよ。
そんなわけでブタ野郎の私は今回、
何の準備もせずに自転車で行けるところまで行った場合、どこまで到達できるのか?
これを知りたくて、大阪からはるばる西を目指して頑張って移動してみたので、その道中記を書いていきたいと思います。
自分で言うのもアレですが、今回は旅行記というよりは時間と場所の記録がメインになるので、いつにも増して長い割に内容は薄っぺらいです。
「最近運動不足だし、自転車でも乗ってみるか〜」
とか考えてる方の参考になれば幸いでございます!
目次
- 1 1日目
- 1.1 7:30 大阪市北区 梅田新道交差点を出発
- 1.2 7:57 大阪市西淀川区(スタートから27分)
- 1.3 8:09 兵庫県尼崎市(スタートから39分)
- 1.4 8:30 兵庫県西宮市(スタートから1時間)
- 1.5 9:02 兵庫県芦屋市(スタートから1時間32分)
- 1.6 9:13 神戸市東灘区(スタートから1時間43分)
- 1.7 9:44 神戸市灘区(スタートから2時間14分)
- 1.8 9:59 神戸市中央区(スタートから2時間29分)
- 1.9 11:15 神戸市兵庫区(スタートから3時間45分)
- 1.10 11:51 神戸市須磨区(スタートから4時間21分)
- 1.11 12:17 神戸市垂水区(スタートから4時間47分)
- 1.12 12:55 兵庫県明石市(スタートから5時間25分)
- 1.13 16:10 兵庫県加古川市(スタートから8時間40分)
- 1.14 17:15 兵庫県高砂市(スタートから9時間45分)
- 1.15 17:33 兵庫県姫路市(スタートから10時間3分)
1日目
出発前日、花粉症をこじらせて死にそうになっていた私は夕食のあと、薬を飲んで死んだように就寝。
出発当日の午前6時頃に無事に目を覚まし、体調を確認したところ
という今思えば適当すぎる判断を下し、決行することとなりました。
いよいよ地獄大冒険の始まりです!
7:30 大阪市北区 梅田新道交差点を出発
下着と充電器をカバンに詰め込み、いざ出発。
7:30に大阪梅田のほぼ中心に位置する梅田新道交差点を出発し、とりあえず西を目指します。
出発点:梅田新道交差点(大阪市北区)
今回の冒険についてですが、私には3日間の自由が確保されております。
2日目の途中で折り返すのか、それとも3日間ひたすら西を目指し、最終日に自転車だけを荷物として家に送り返し、自分は電車で大阪に戻ってくるのかなど、詳細はまだ決まっておりません。
とりあえず初日の目的地として、姫路を目安に走ることとしました。
ちなみに関西に住んでる人じゃないと、大阪と姫路の距離感がいまいち分からないと思います。
目安として、新幹線のぞみ号で新大阪駅〜姫路駅が約30分程度だと言えば、なんとなく分かって頂けるのではないでしょうか。
Google Mapさんによれば、こんな感じです。↓
思ったより近くない?
これなら案外楽勝かも!
大阪から姫路まで100km超あると言っても、徒歩ではなく自転車ですしね。
平均時速10kmと仮定しても、10時間もあれば到達する距離です。
まぁ初日だし、あまり飛ばしすぎても翌日以降がしんどいので、程々に走ることにしましょう。
…と、この時は思っていたんですけどね。
あとルートについては、とにかく西に続いてそうだからという理由でひたすら国道2号線を走るルートを選択。
これが吉と出るか凶と出るのかは私には分かりません。
さっそく、ひたすら西へ向かって進んでいきます。
7:57 大阪市西淀川区(スタートから27分)
国道2号線の淀川大橋を渡り、大阪市西淀川区に突入。
ちなみにスタート地点の梅田は大阪市北区なので、現時点で
大阪市北区→大阪市福島区→大阪市西淀川区
と移動したことになります。
もう兵庫県は目と鼻の先です!
8:09 兵庫県尼崎市(スタートから39分)
大阪府と兵庫県の県境を流れる左門殿川を越え、兵庫県尼崎市に入りました。
出発してから約40分。
尼崎はすぐ近くというイメージがあったため、これでも思ったよりも時間が掛かってしまった気がします。
大阪府と比べて兵庫県は非常に広いので、ようやくスタートラインに立ったようなものですね。
体調も今のところ問題なさそうです。
このまま体調を崩さないよう、頑張りたいと思います。
- 8:18 阪神尼崎駅を通過
8:30 兵庫県西宮市(スタートから1時間)
出発から1時間、兵庫県西宮市に入りました。
西宮は大阪と神戸の中間あたりに位置するという恵まれた立地もあり、近年再開発による発展が目覚ましい地域です。
またプロ野球阪神タイガースの本拠地であり、高校野球でも有名な甲子園球場も、ここ西宮市に存在します。
甲子園は大阪じゃないからね!
8:35 ジャパン甲子園店に到着
ここで一旦、ジャパンに寄ることに。
というのも、今回の旅は本当に必要最低限の荷物しか持ってきていないので、タイヤがパンクした時点で旅は強制終了になってしまうんですよね。
さすがにパンクを直せないまでも、最寄りの自転車屋さんを探し、そこまで移動できるようにとスプレー缶タイプの空気入れを買いに来たのです。
パンクした時にすぐ近くに自転車屋さんがあればいいですけど、田舎の方だと最寄りの自転車屋さんまで数kmとかあるでしょうし、その距離を自転車を押して歩くのは絶対に嫌ですからね。
そしてジャパンでは、ジュースで水分補給も行います。
この時はまだ3月で肌寒い季節だったのですが、自転車をひたすら漕いでいると普通に暑いです。
あ、ちなみに空気入れは売っていませんでした(号泣)。
- 8:51 JR西宮駅を通過
9:02 兵庫県芦屋市(スタートから1時間32分)
出発から約1時間半、セレブの街として有名な兵庫県芦屋市に入りました。
お屋敷街として有名な芦屋の某地区は、国道2号線よりもっと山の手方面に位置する為、今回はルート的にかすりもしません。
芦屋ではどこにも寄らずに完全スルーです。
9:13 神戸市東灘区(スタートから1時間43分)
出発から1時間半と少し、ようやく神戸市に入りました。
神戸市に入るのと前後して、どうも私の右ヒザあたりにいわゆる違和感がやってきました。
よくスポーツ選手とかが口にする、アレですね。
常に痛むわけではないのですが、自転車を漕ぎ続けていると、たまにヒザに
「キュンッ!」
という鈍い痛みが走るようになりました。
距離にしてまだ目標の1/5ぐらいしか走ってないんですけど…大丈夫でしょうか。
とりあえずコンビニを見つけ次第、休憩がてらオニギリでも食べて栄養補給しようと思います。
- 9:15 セブンイレブン 神戸赤鳥居前店に到着
ここで軽い休憩と軽食を摂りました。
- 9:33 JR摂津本山駅を通過
- 9:38 神戸市東灘区役所を通過
9:44 神戸市灘区(スタートから2時間14分)
神戸市灘区。
有名なものは酒蔵とヤ〇ザです。
どうでもいい話ですが、全国区の進学校として有名な灘高校は灘区ではなく東灘区にあるみたいです。
ここまで来たら、神戸の中心地である三宮はもうすぐです!
9:59 神戸市中央区(スタートから2時間29分)
- 10:04 生田川交差点を通過
- 10:12 三宮交差点を通過
大阪を出発しておよそ2時間半、ようやく神戸市の中心である三宮に到着しました。
普段、三宮へは電車で来ることはありますが、自転車でやって来たのは初めてです。
残念ながら今回は三宮には特に用事もないため、このまま素通りして引き続き西を目指します。
- 10:18 JR元町駅を通過
中華街のある元町も、寄る事なくスルー。
まだまだ道のりは長いので、先を急ぎましょう。しんどい。
10:27 JR神戸駅到着
JR神戸駅に到着しました。
ここで昼食を摂ります。
ちなみに関西圏の方以外には非常にややこしい話なのですが、神戸駅は神戸市の中心駅ではありません。
神戸市の中心駅は三宮駅です。
また、神戸駅の隣には兵庫駅という駅もあり更に訳が分からないのですが、まぁどうでもいい話でしたね、すいません。
- 11:08 JR神戸駅出発
休憩を終え、再び出発。
ここら辺でUターンしていたら、どれだけ楽だったか…。
11:15 神戸市兵庫区(スタートから3時間45分)
神戸市兵庫区に入りました。
ここでコーナンに寄り、西宮のジャパンで買えなかった缶スプレータイプの空気入れを無事にゲット。
こうして書くと、まだやる気満々な感じがしますが、心の中では俺は一体何をやっているんだろうという葛藤が凄かったです。
11:51 神戸市須磨区(スタートから4時間21分)
神戸市須磨区に入りました。
ここまで来たら、神戸市ももう後半戦です!
神戸市を越えてからが長いんだけどね。
須磨といえば、海水浴場と並んでこの須磨海浜水族園が有名なのではないでしょうか。
私も幼稚園~小学校ぐらいの頃に、遠足で来た事があるような気がします。
- 12:07 JR須磨駅を通過
真夏のシーズンは、この駅周辺も水着姿のリア充共でごった返していると思われますが、さすがに3月上旬の今は閑散とした雰囲気です。
ここ、須磨の海水浴場は大阪人にとっても一番近い海水浴場として有名ではありますが、私はあまりココで泳ぐ気はしません。
最近は美化活動に力を入れているという記事を見たような気がするので、綺麗な海になってくれる事を願いたいと思います。
海沿いの道を走ります。
大阪からここまでほとんど街中だったので、少し感動的な景色です。
実際は坂道の勾配がキツくて、感動どころではなかったですけどね。
12:17 神戸市垂水区(スタートから4時間47分)
大阪側から見た神戸市の最果てである、垂水区へ入りました。
神戸市はここで最後になります。
いや神戸市広いわ…。
休憩を挟んでいるのもありますけど、大阪(梅田)→神戸(三宮)間よりも神戸市を横断する方が時間が掛かっている。
帰りもまたここを走らなければならない可能性があると思うと、本当に悲しい。
- 12:30 JR垂水駅を通過
12:38 舞子公園に到着
舞子公園に到着しました。
舞子公園は、明石海峡大橋のほぼ真下に位置しているため、ここから橋と淡路島を眺めることができます。
明石海峡大橋と淡路島をバックに、我が愛車の記念ショット。
とりあえずこの写真を見て思うことは…我ながら荷物少ないよねホント。
財布と下着と携帯電話の充電器ぐらいしか入ってませんからね…。
ちなみに私の愛車は、一応6段変速が付いているのですがママチャリに毛が生えた程度の、お求めやすい価格帯のシティバイク。
よくここまで頑張ってくれました。
まぁまだ姫路まで半分も走ってないけどな。
12:55 兵庫県明石市(スタートから5時間25分)
ようやく長い長い神戸市を抜け、兵庫県明石市に入りました。
明石市といえば、明石焼きと日本標準時子午線(東経135度)が有名ですね!
日本の時刻の基準となる経線が、この明石市あたりを南北に貫いています。
今回は食べてませんが、明石焼きっておいしいですよね!
私もたまに冷凍食品の明石焼きを買って食べてます。
13:10 JR明石駅に到着
JR明石駅前に到着しました。
ここまで無事に到達できた事の代償として、とうとう私のケツが終わってしまったため、ここで少し休憩を取りたいと思います。
普段はプッチンプリンのような柔らかさと弾力性を誇る私のお尻が、もはやパルテノン神殿の大理石のごとくカッチカチに硬直しています。
駅前のインターネットカフェに入り、個室で30分ほど横になることに。
おそらくこの明石駅あたりが大阪と姫路の中間地点だと思われます。
あまりの過酷な道のりに私のお尻は2つに割れてしまいましたが、今日は我ながらよく頑張っていると思います。
ただ、よくぞここまで頑張ったと思うと同時にあと半分も残っているのかという絶望が襲いかかってくるので、今はあまり先のことを考えず、とりあえず休むようにします。
そしてうっかり2時間弱ほど寝てしまった私は、再び自転車で西へ向かいます。
ちょっと休み過ぎましたが、お陰様で少しは身体も元気になりました。
- 15:04 JR明石駅を出発
15:18 JR西明石駅を通過
明石市のもう一つのターミナル駅である、西明石駅を通過。
これでようやく新幹線の駅2つ分、進んだことになります。新幹線凄いな…。
西明石駅を過ぎ、段々のどかな景色に変わっていきますが、ケツと足の痛みに耐えながらただ自転車を漕いでいるだけの私に写真を撮るような元気もなく、ひたすら無心で姫路を目指します。
こうなってくるともう旅を楽しむとか、そんな感覚ないよね。
16:10 兵庫県加古川市(スタートから8時間40分)
腹立つぐらいに横長だった明石市を越え、次に入ったのは兵庫県加古川市。
もはやコメントすることも特にありません。
道中、栄養補給のために牛丼を食べたぐらいです。
17:15 兵庫県高砂市(スタートから9時間45分)
空がオレンジ色に染まっていく中、「あ~よかった(Setagaya Mix)」などのヒットソングを持つ女性デュオ、花*花の出身地として有名な兵庫県高砂市に入りました。
ちなみにこの「あ~よかった」ですが、彼女達が全国で売れる前から神戸のローカル局であるサンテレビでやたら流れていたため、サンテレビの深夜のエロ番組視聴者である我々関西の男の間では、花*花の認知度は割と高めであると思われます。
(周りと比べて)面積の小さい市なので、一瞬で通り抜けます。
17:33 兵庫県姫路市(スタートから10時間3分)
そしてようやく本日の目的地である、兵庫県姫路市に入りました。
本当に長かった…。
朝早くに出発したものの、もう日が暮れかけています。
ただ悲しいことに、姫路市も非常に面積の大きな市となりますので、姫路市中心部へはまだまだ距離があります。
例えばですけど、
「姫路に着いたら賞金100万円」
とかだったら、まだまだやる気も湧いてくるというものですが、私の場合は無事に姫路まで辿り着いた際の報酬は
「大阪まで自転車を漕ぐ権利」
ですからね。
何なんでしょうね、この境遇(自業自得)。