こんにちは。
インビンシブル吉岡(@invincible_ysok)です。
突然ですが、世の中には様々な職業がありますよね。
中には失礼ですけど「その仕事、必要なの?」と思ってしまうような仕事もあります。
しかし、それで生計を立てている人がいるということは、そこに需要も存在しているということの逆説的証明になるのではないでしょうか。
今回、私はパッと見ただけではどこに需要があるのかよく分からない職業の情報を入手することができました。
果たして本当に需要が存在するのか、実際に現地へ行って実態調査を行いたいと思います!
というわけで今回のテーマは
体重計り屋さん
です!
体重計り屋について
体重計り屋(たいじゅうはかりや)とは、人間またはその他動物の体重を計測する事を業務とする職業である。
主として準先進国から発展途上国に分布がみられ、家庭内で体重計の普及した先進国においては現在ほぼ見る事のない職業となっている。[要出典]
健康診断等で医師または看護師等の医療従事者が体重測定を実施する事があるが、これについては体重測定のみを主目的として行うのではなく健康診断の一つの項目として内包されている為、これに従事する者を職業としての体重計り屋と見なす事はない。[要出典]
(Wikipedia風解説)
本当に存在するのだろうか
体重計といえば、オムロン株式会社や株式会社タニタといったメーカーが国内では有名であり、おそらく一家に一台は置いてあるのではないかというほどに普及率の高い商品です。
上に乗れば誰でも簡単に体重が計れてしまうこの機器。
これを商売道具として生計を立てるとは、一体どういうことなのでしょうか?
その実態を探るべく、私は海を渡りました。
トルコへ
そんなわけで、私はトルコで一番の大都市であるイスタンブールへとやってきました。
イスタンブールの玄関口、アタテュルク国際空港には早朝に到着。
関西国際空港からはトルコ航空による直行便で、約13時間のフライトとなります。
電車を乗り継ぎ、市内中心部へ向かいます。
空港と直結している地下鉄M1号線のHavalimanı駅からZeytinburnu駅へ行き、そこでトラムに乗り換えます。
しかしまぁなんと言うか…トルコ語は本当に異国の言葉といいますか、日本人には馴染みがなさすぎる語感ですね。
発音のし辛さはきゃりーぱみゅぱみゅと良い勝負です。
車内は思ったより綺麗です。
このゼイティンブルヌ駅でトラムT1号線へ乗り換え、市内中心部を目指します。
果たして、目的の体重計り屋さんに会うことはできるのでしょうか。
やってきました。
トラムに乗ってしばらくすると、スルタンアフメット地区に差し掛かります。
車窓からはあの世界的に有名なスルタンアフメット・ジャーミィ、いわゆるブルーモスクが見えます。
残念ながら、今回はそれどころではないのでスルーします。
そしてスルタンアフメット地区を通り過ぎたあと間もなくして、Sirkeci駅にて下車。ここからは徒歩となります。
上の画像にある赤レンガとピンクの壁の建物は、オリエント急行の終着駅として世界的に有名なトルコ国鉄スィルケジ駅です。
残念ながらここも今回の目的ではないのでスルーします。
イスタンブールは、ちょうどヨーロッパとアジアの境界に位置しています。
両者の文化が入り混じった街並みはなんとも興味をそそられますね!
しかしながら、今は体重計り屋さんを見つけることが最優先事項です。
街歩きはまたの機会ということで、先を急ぎましょう。
しばらく歩いていると、どうやら海らしきものが見えてきました。
ここは金角湾と呼ばれる入り江です。
この湾の手前側がイスタンブールの旧市街、湾の向こう側が新市街となっています。
ブルーモスクやトプカプ宮殿、アヤソフィア博物館のような超有名どころの観光地の多くは旧市街にあります。
ここまで来たら、目的地はすぐそこです。
橋が見えてきました。
ここは旧市街と新市街を結ぶ交通の要所、ガラタ橋です。
ここが、今回の調査の目的地となります。
ガラタ橋で調査
私が得た情報によると、このガラタ橋に体重計り屋さんは存在するということなのですが…。
早速、調査を始めましょう。
ガラタ橋はこのように、1階と2階の2層構造となっています。
2階は一般の橋と同じく車道と歩道、そして中央を鉄道が通っています。
1階部分はレストラン街となっています。
では、まずは2階から探索を実施しましょう。
見た感じ、特になんも変わったことのないただの橋に見えますが…。
やたらと釣りをしている人が多いです。
ここガラタ橋は、橋の上から釣りをしている人が多いということで有名な観光スポットのようです。
というか、そんなことで有名になれるものなんですね…。
観光客減少で頭を抱えている地方自治体は、エキストラを5,000人ぐらい用意して町内の適当な橋に詰め込んで釣りでもさせれば、案外観光名所になれるかもしれませんね。
橋が壊れそうですが。
ところで、肝心の体重計り屋さんは一体どこに??
見かけるのは通行人と観光客と釣り人ばかりです。
このまま何の手掛かりも掴めないまま日本への帰ることになれば、私はただトルコへ観光しに行っただけということになってしまいます。
実際そうなんですけど、ここまで来たからには何かしらの情報を掴まないことには私は日本へ帰れません。
いや、実際は誰が何と言おうと予約した飛行機で帰りますけど、気持ちだけでもトルコに残したい。
そもそも、探す場所が間違っているのではないでしょうか。
体重計り屋と橋って、何の関係があるの??
わざわざトルコまで来ておいて考えたくはないのですが、週末のヨドバシカメラの方がまだ体重計り屋との遭遇率は高そうな気がします。
そんなことを思っていた矢先…
いました。
とうとう発見しました。